Quantum Jump

雑踏に飲まれそうになりながらも必死にもがくブログ

努力のきっかけ

 

忘年会終わりにオフィスに泊まった際に言われた言葉を思い出した。

 

 

 

人が努力するときは、その人が「死」を感じる時だと。

 

 

 

 

文言は少し違うかもしれないけど、俺のちっぽけな脳みそにはこんな風にその人が言った言葉が残っている。

 

 

それを聞いて、自分の過去とリンクして今が少し不安になった。

高校のとき、ごみくずだった俺が受験に対してアホみたいに真っ向勝負できたのは、当時付き合っていた彼女が学年トップで、このままアホじゃ死ぬと思ったからだ。

 

ここでいう死を感じるっていうのは、生命が絶たれるということではなくて、社会的な「死」なんだと思う。

わかりやすく言うならば、ワンピースでDr.ヒルルクが

 

人はいつ死ぬと思う…?

心臓を銃で撃ち抜かれた時……違う。

猛毒のキノコスープを飲んだ時……違う!!!

…人に忘れられた時さ…!!!

 

なんていうあの言葉。まさしくそれだ。ちなみにワンピースは魚人島までしか単行本を買っていない。

 

まあCOB(笑)的に言うなれば、マズローの欲求5段階説における社会欲求と愛の欲求、承認の欲求が脅かされたときに、人は初めて努力する。というか自分で道を切り開くのではないか。

 

ここでいう努力とは、うちの大学の一生優等生マンのことではなく(いや、それもすごいんだけど自発的かは疑問)、このままじゃやばい!!ここで自分が頑張らないとあかん!!っていう状態に陥り、そこからなんらかのアクションを起こすことだ。(ボキャ貧)

 

例えば、

このまま勉強しなかったら俺の人生は死ぬ。

これは完全に死ぬは主観である。しかし本人が危機感を覚えたのは間違いない。きっと自分のやりたいことをやるためには勉強が必要で、それをできない人生なんて死んだも同然だ。と彼は思ったのかもしれない。

ここで彼は猛烈に努力することになる。(表現が高度経済成長期)

 

ここでこのスキルを習得しなかったら俺はこの会社(またはコミュニティー)から死ぬ。

これはある程度大人に見られる気がする。たとえば仕事しながら資格とったりだとか、サークルの幹部で自分は何もできない分、営業活動がんばるとか。(よくわからんけど)

 

 

 

まあなんでこんな話してるかっていうと

 

現時点で俺の生命を脅かすものがないから、何もできない弱さ

 

に直面している。

 

はっきり言って受験終わってからずっとこう。うをおおおおおやってやるぞ!!てめぇらみてろハゲ!!!っていう溢れ出すパワーが生まれない。

 

だって一応立教入れたんですもの。早稲田落ちたけど。そりゃ親がゴミで環境もゴミなのにまあここまでやってきたと自分を褒めたくなりますよ。

そんでもってそういう人たち同じ空間にいることに安住なうです。安重根ですよまったく。危機感なんて皆無ですよ。

 

周りの人間は親がしっかりしているから、潤沢な財力とある程度の指標が無意識に入ってくる。だって一番身近な親や学校が高水準なんですもの。

たしかに頭はすごく良い。努力もできる。みんなすげえよ!!てめぇら無意識だろうけどよ。

 

 

 

けどなんでそんなに優秀な奴らといるのにもかかわらず、大学生活つまらないと思い続けてきたのか。それが最近ようやくわかった。

 

 

それは

 

 

 

ストーリーだ!!!!

 

 

ストーリーがない!!想いがない!!とくに立教生!!みんな淡白過ぎる。くそつまんねぇ!!

 

 

 

陸前高田の復興事業の最前線に立つ伊藤さんと東京に来た際にお話した時も

いま、SAGOJOに関わらせてもらって、いろんな人の話を聞いた時も

 

 

みんなそれぞれストーリーがある。

 

そのストーリーには必ずしもマイナスでネガティブな本人の経験から生まれる想いがベースになっていて、それには一定の人を引き込む魔性の力があると思う。というよりある。俺は引き込まれる。

 

たいていハッピーエンドだろうと物語にはマイナスなことやネガティブなことが付き物だ。起承転結。

ああ、おれ社会から、○○さんから、自分の人生から捨てられて死ぬんだ...。

そう思った時に確固たる、そして唯一無二の、努力と想いを乗せたストーリーが生まれる。

 

 

危機感発生→アホみたいな努力→生まれるストーリー

 

 

いまのおれに足りていないのは危機感。薄れてきた社会に対する憤りや反骨精神。自分が本当は何をやりたいのか。そのためには何が必要なのか。

 

幸いにも自分が将来何か0から生み出したいときにWEBページやアプリぐらい作れないとやばいなと思って(小危機感)、だらだら勉強してるけどガチの危機感っていうのは、きっと誰か他の人がいて、それの影響を受けて生まれると思う。

だから自分から誰かと何かを作り上げる、始めるということが大切なのかなと最近思ってきた。 

 

焦る必要なんて毛頭ないけど、準備は必要。できる準備は自分から行動すること。貪欲かつ謙虚かつ大胆であること。出会いは必然なのは行動したやつだけに得られる特権だということをSAGOJOを通して知れた。

 

 

 

 

危うく社会に呑まれそうになる。ガキと大人の狭間でもがく精神年齢8歳。